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徒然ブログ

他人事とは思えません。

Excite <過労自殺>厚労省が労災認定 係争中に国が一転、認める

 元富士通の一次下請け会社(協力会社とも云います)に勤務していたので、とても他人事とは思えません。まあこの業界(外資系Googleなどの例外もありますが)基本給が少なく残業100オーバーでなんとか人並みな生活が出来るところがあります。それでも周りの人に恵まれていたりとかすれば、何処かで捌け口とかも見つかるんですけど。あと社員寮というのも、会社という足枷から逃げられない環境というのもありますが、真面目な人だったんでしょうね。

 富士通に関しては(2ちゃんねるを探ると)いろいろな都市伝説あります。信じるか信じないかは個人に委ねるとして、過去に十数年システムに携わった人間から云わせてもらうとすれば、無理なものは逆立ちしても無理、無理だとわかったら人にイヤミいわれようとも、助けを求めること自分で真面目に何とかしようとしない。どうしよう無いときは「逃げる」というのもひとつのスキルです。メーカーさんはまだ良いほうです・・・下に行けば行くほどもっと悲惨だよ。

 記事の一文に「脳、心疾患の労災は、発症前1カ月間に100時間を超える残業、または2〜6カ月間に月80時間を超える残業があった場合、業務との関連が強いと認定される。」とあります。私の経験ですが元請けだったいうのもありますけど、バブル時代に下請けが投げて返してくれたお陰や守秘義務という名目で増員出来なくて、これ以上(残業平均150hを3〜4年)やってました。人からは我慢強いと思われていた私も最後にはアキレて、7年目でその会社オサラバしました。これは氷山の一角であって、これからコンピュータ(ソフト)業界の労災認定の申請が増えると思ってます。
by cowboy_spike | 2006-07-12 20:08 | コンピュータ